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チェンマイの紹介

プロフィール

チェンマイ

チェンマイは「北方のバラ」と称されるタイ北部の中心都市として、訪れる観光客も多く人気がある街です。
京都のような古都の風情ある佇まいから「タイの小京都」とも呼ばれています。
チェンマイへのアクセスは、飛行機ではバンコクのスワンナプーム国際空港から約1時間10分、バスではバンコクの北バスターミナルから約12時間、鉄道ではフアランポーン駅から急行で約12時間ほどです。
北部地方はバンコクやアユタヤなどの中央部の文化とは少し異なった個性的な文化を持っています。
1287年にランナータイ王国を建国したメンラーイが、1262年にチェンライより遷都したことによりチェンマイの歴史は始まります。
19世紀後半にバンコクのチュラロンコーン王に併合されるまで、アユタヤやビルマ、ラオスなどの近隣諸国からの度重なる侵略に遭いながらも王国の首都として政治・文化の中心として栄華を誇りました。 様々な民族の影響を受けた文化は個性的で、周囲は山に囲まれて自然は豊かな魅力溢れる街です。
市内だけでなく郊外にも見どころが沢山あり、チェンライ、メーホーソン、ランプ-ン、ランパーンといった都市へ行く際の拠点となっています。
最近はアジアン雑貨の街として女性にとても人気があり、トレッキングツアーや山岳民族を訪ねるなどまた違ったタイの魅力を発見できます。また、バンコクより暑さが和らぎ過ごしやすい気候のため、近年ではゴルファーにも人気があります。

気候

チェンマイ

チェンマイは山岳地帯にあるため、昼夜の温度差が激しいのが特徴です。
乾季には早朝は10度くらいまで下がることもあるので、「タイは暑い」というイメージにとらわれず長袖などを持参するようにしましょう。
4・5月は暑季で1年で最も暑い時期です。6月から10月は雨季に入りますが、長時間降ることはほとんどなくすぐに止みます。11月以降3月までは旅行に一番適した時期で、雨はほとんど降らず気温・湿度ともそれほど高くなくからっとした晴天が続きます。

交通機関

トゥクトゥクやソンテオが頻繁に走っているので便利です。タクシーも数が多いので上手に利用しましょう。


トゥクトゥク

観光地なので街の至る所で見つけることができます。バンコクと同様、乗る前に必ず料金交渉をしましょう。トゥクトゥクを簡単に拾えるのは、ホテルや市場前、主な観光スポットになります。郊外等に行く時は往復でチャーターすることをおすすめします。
料金:市内 約40バーツ~80バーツ

チェンマイ


ソンテオ(シーロー)

ソンテオはチェンマイではシーローと呼ばれています。軽トラックの荷台を改造したミニバスのことです。停留所は一応ありますが、実際にはあまり利用されていません。ソンテオはどこでも乗り降りできるので手を上げてバスに合図すると停まってくれます。乗り込むときに運転手に行き先を告げ、うなずいたら後ろに乗り込みます。降りるときは車内についているブザーを押して運転手に知らせます。
おおよその料金は決まっていますが、基本は交渉制です。乗る前に運転手に確認をしましょう。誰も乗客がいない場合は一人で乗るとチャ-ターとなり割高になる場合があります。赤いソンテオは市内専用です。
料金:市内 約15バーツ程度


サムロー

人力の三輪自転車のことです。近くをゆっくりと風景を楽しみながら乗るのに最適です。料金は交渉制です。

観光地

チェンマイ

ワット・プラタート・ドイステープ

Wat Phra That Doi Suthep

市街の北西に位置する標高1080mのステープ山の山頂にチェンマイの守護寺院であるこの寺院はあります。1383年にクーナ王によって建立されました。蛇神ナーガに守られた長い階段を上ると、寺院内には高さ22mの金色に輝く仏塔があります。内部には仏舎利が(仏陀の遺骨)が納められ、今も人々の篤い信仰を集めています。

チェンマイ

ワット・プラ・シン

Wat Phra Singh

チェンマイで最も格式の高い寺院で、ランナー王朝5代目パーユー王が父の遺灰を納めるために1345年に建立しました。名前の由来となったプラシン仏像はスリランカから持ち込まれたといわれており、礼拝堂に納められています。

チェンマイ

ワット・チェディ・ルアン

Wat Chedi Luang

1391年に建立されたワット・プラ・シンと並び、格式の高い寺院です。バンコクのワット・プラケーオにあるエメラルド仏が一時納められていたことでも有名です。巨大な仏塔は1411年に建てられ高さ86mに及んでいましたが、1545年の大地震で大部分が崩壊しました。現在は修復され、60mの高さになっています。

チェンマイ

ワット・チェン・マン

Wat Chiang Man

1296年にランナータイ王国を建国したメンラーイ王によって建立されたチェンマイ最古の寺院です。メンラーイ王の宮殿として使われていました。本堂にはソンクラーン祭に登場する2体の仏像プラ・スィラー・カオとプラ・セータン・カマニーが納められています。

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ワット・チェット・ヨート

Wat Chet Yot

7つの塔という名前の寺院で、中央の高い仏塔の周囲には6本の仏塔が立ち並んでいます。建立者のランナータイ王国9代王ティロカラート王もここで眠っています。

イベント

1月:ボー・サン傘祭り&サンカンペーン工芸品フェスティバル

日傘の名産地と知られるボー・サンで開催されます。色鮮やかな傘のコンテストや展示会、手工芸品などが販売されます。


2月:チェンマイ花祭り

花が満開になる時期にあわせて開催されます。タイ北部の様々な民族衣装を着た女性たちが通りを歩きます。たくさんの花に飾られた山車も見事です。


4月13日~15日:ソンクラーン祭り

タイの旧暦の正月を祝って行われる祭りです。バンコクやプーケットでも行われていますが、特にチェンマイは有名です。パレードの他、水の掛け合いが有名です。水を掛け合うのは楽しみだけではなく、次の耕作期に十分な雨が降るようにという願いも込められています。

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11月:ロイ・クラトン祭り

満月の夜に行われるバナナの葉で作った灯篭にろうそくや線香、花を入れて川に流す伝統行事です。線香やろうそくに火をつけて願い事をしたあと水に流します。このとき、ろうそくの火がいつまでも消えなければ願い事が叶うと信じられています。

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